DX・業務効率化 2026.10.26

北海道南富良野町の町立保育所が10月26日から「コドモン」を導入 道内で計63自治体、全国768自治体に広がる保育ICT

文・webmaster 約4分
北海道南富良野町の町立保育所が10月26日から「コドモン」を導入 道内で計63自治体、全国768自治体に広がる保育ICT

保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON(コドモン)」を提供する株式会社コドモン(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:小池義則)は、北海道南富良野町の町立保育所が2026年10月26日からコドモンを導入すると発表しました。これにより、北海道内では計63自治体の保育・教育施設でコドモンの普及が進んでいます。全国の契約自治体数は768自治体です。いずれも2026年10月1日時点の数字です。

南富良野町は、今回の導入によって保護者とのコミュニケーションを密にし、保育所での子どもの様子を共有することで、保護者の安心感につなげたいとしています。あわせて、保育士の手書き作業や電話対応といった業務を省力化し、保育の質の向上を目指すとしています。

紙の配布物と複数システムの併用が課題に

同町の町立保育所では、これまで紙で配布していたお知らせが紛失したり読まれなかったりすることで、保護者との連絡に行き違いが生じていました。その対応に加え、午睡記録などを連絡帳へ書き写す作業も、職員の負担となっていました。

さらに、欠席連絡、行事の出欠確認、土曜日保育の受付には別のシステムを使っており、保育所で使う機能の集約も課題となっていました。町が挙げる導入の目的は次の4点です。

  • 保護者とのコミュニケーション強化
  • 子どもの様子の共有
  • 手書き作業や電話対応の省力化
  • 保育の質の向上

導入するのは連絡・登降園管理・記録など5つの機能

コドモンが提供する複数のサービスのうち、南富良野町の町立保育所では以下の5つの機能を利用します。

  • 遅刻・欠席・お迎えの連絡:登降園の時間帯に発生する遅刻・欠席・お迎えなどの連絡を、保護者がアプリから申請できます。園側は電話に出る必要がなく、タブレット等でリアルタイムに受け取れます。
  • お知らせの一斉配信:クラスや園児を指定し、テンプレートに連絡事項を書き込むだけで配信できます。メールのほか、スマホの通知機能やアプリ内通知など、複数の方法で届けられます。
  • 登降園管理:二次元コードをかざして登降園時刻を打刻する仕組みで、出席簿などの作成業務の自動化につながります。保護者はスマホアプリで登降園の状況を家族と共有できます。
  • 連絡帳:園児の様子をやり取りする連絡帳を電子化します。保護者は家庭での様子を選択形式で報告できるため、入力の手間を最小限に抑えられます。園からは写真も使いながら園での様子を伝えられます。
  • 発育・健康記録:午睡チェック、検温、排便チェックといった健康面と、発達の状況を記録します。発達は「生活」「遊び」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の6領域から選び、園児一人ひとりの年齢や発達状態に応じてチェック形式で記録できます。

南富良野町保健福祉課すこやかこども室の石附さんは、「これまで職員の負担となっていた業務が軽減され、保護者の皆さまに保育所におけるこどもたちの様子をより身近に感じていただけることを期待しています」とコメントしています。

コドモンの事業展開

コドモンは「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」をミッションに掲げ、東京商工リサーチの「SaaS型業務支援システムの導入園調査 2025」(2026年1月)で業界シェアNo.1とされる保育・教育施設向けICTサービスを展開しています。園児・児童情報と連動した成長記録や指導案の記録、登降園管理、保護者とのコミュニケーション支援などの機能を通じて、職員の業務負担の省力化を支援しています。

ICTサービスのほかにも、保育施設向けECサービス「コドモンストア」、すべてのこども施設職員が使える優待プログラム「せんせいプライム」、保育施設向けオンライン研修プラットフォーム「コドモンカレッジ」などを手がけています。同社は2018年11月設立で、資本金は6,825万円。写真販売サービス、決済代行サービス、採用支援・園児募集支援事業「ホイシル」なども運営しています。

出典:株式会社コドモン

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