提携の背景と目的
BASEグループは、個人やスモールチームが簡単にネットショップを開設・運営できる「BASE」をはじめ、オンライン決済サービス「PAY.JP」、資金調達サービス「YELL BANK」、購入者向けショッピングサービス「PAY ID」、越境EC支援の「want.jp」、EC構築・運営支援「ショップサーブ」など、EC・決済・金融に関する多様なサービスを提供しています。2026年4月には、M&A(企業の合併・買収)によりエンターテインメントテック事業を展開するPort株式会社がグループに加わり、「Talkport」や「Shoport」といったサービスを通じて、クリエイターエコノミーの推進にも力を入れています。
一方、SBIHDは2025年5月にSBIネオメディアホールディングス株式会社を設立し、SBIグループが持つ金融機能、顧客接点、デジタル技術と、コンテンツ、IP(知的財産権及びこれに関連するコンテンツ、ブランド、キャラクターなど)、タレント(芸能人、アーティスト、インフルエンサーなど)を組み合わせた「ネオメディア生態系」の構築を進めています。地方創生への貢献も視野に入れ、地域金融機関などとの連携も強化しています。
今回の資本業務提携は、SBIグループの金融、メディア、知的財産、コンテンツなどの事業基盤と、BASEグループのコマース、決済、金融に関するサービスや技術を相互に活用し、SBIネオメディア生態系におけるコンテンツや知的財産の収益化・価値向上、そしてコマースと金融を融合したFintech(金融とITを組み合わせた革新的なサービス)事業の共同展開を推進することで、両社の中長期的な協力関係を築くことを目指しています。
資本提携と業務提携の内容
資本提携
SBIHDは、完全子会社であるSBINM合同会社を通じてBASEの普通株式を公開買付けし、発行済株式総数の20.00%を上限に株式を取得する予定です。これにより、BASEはSBIHDの持分法適用関連会社となります。
業務提携
業務提携は、公開買付けの決済開始日から効力が発生する予定で、以下の内容を推進していきます。
-
ネオメディア事業の共同展開: SBIグループが保有する知的財産やコンテンツなどを活用し、BASEグループのコマース、決済サービスなどを通じて、商品やサービスの企画、販売、流通、決済、収益化、価値向上につながる事業連携を共同で検討・実施します。
-
金融・決済サービスの機能強化: SBIグループの金融事業に関する知見と、BASEグループのコマース、決済、金融に関するサービスを相互に活用し、コマースと金融を融合したFintech事業の共同展開を検討・推進します。
BASEグループは、企業ミッションである「Payment to the People, Power to the People.」の早期実現を目指し、既存プロダクトの強化、AI実装化による新たな付加価値提供、グループシナジーの創出、そしてM&Aや提携による非連続な成長を追求していくとしています。
本件に関するBASEの適時開示は、以下のIRページで確認できます。
BASE株式会社 IRページ

BASE株式会社 会社概要
-
会社名: BASE株式会社 (英語表記 BASE, Inc.)
-
代表者: 代表取締役CEO 鶴岡 裕太
-
所在地: 東京都港区六本木三丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー 37F
-
設立: 平成24(2012)年12月11日
-
資本金: 88億4,754万円(2025年12月末日現在)
-
URL: https://binc.jp
-
事業内容: ネットショップ作成サービス「BASE」、購入者向けショッピングサービス「PAY ID」、資金調達サービス「YELL BANK」の企画・開発・運営
-
関係会社: PAY株式会社、want.jp株式会社、株式会社Eストアー、Port株式会社