東京都は、都の公式アプリ「東京アプリ」を利用者視点でリニューアルする。実施日時は令和8年10月30日(金)10時00分。ボタンを大きくするなど画面を直感的に操作しやすく改めるほか、顔認証や指紋認証など(パスキー)によるログインに対応する。あわせて、障害や認知症等を抱え、自身でのスマートフォン操作が困難な方を対象に、「東京アプリ生活応援事業」の代理申請を始める。
東京アプリは、デジタルの力を使い、都民一人ひとりがスマホ一つで行政とつながり、より便利になったと実感できることを目指す東京都の公式アプリだ。行政サービスを東京アプリでひとつにつなげ、都や区市町村のさまざまなコンテンツのプラットフォームとなることを目指している。

画面の刷新とパスキー対応で操作性を向上
今回のリニューアルでは、ボタンの大型化などにより、直感的に操作しやすい画面へと変わる。読み上げ機能も充実させ、多くの方にとって使いやすいアプリにする。認証面では、顔認証や指紋認証など(パスキー)が使えるようになり、パスワードを入力しなくても簡単・安心にアプリを利用できるようになる。
リニューアル後は再ログインが必要
リニューアル後は再度ログインが必要になるため、都は事前にメールアドレスを確認するよう求めている。確認するには、画面右下の〈アカウント〉→〈各種設定〉→〈メールアドレス設定〉の順に選び、メールアドレス設定画面に表示されているメールアドレスを確かめる。なお、リニューアルにあわせて、東京アプリコールセンターの名称は『東京アプリコンタクトセンター』に変わる。

「東京アプリ生活応援事業」に代理申請の仕組みを導入
東京アプリ生活応援事業は、東京アプリのさらなる普及促進を図るとともに、昨今の物価高騰など社会情勢の変化を踏まえて都民の生活をより一層応援するための事業だ。東京アプリを活用し、マイナンバーカードによる本人確認を行った方に、東京ポイント(11,000pt)を迅速かつ効率的に届ける。対象はマイナンバーカードを持つ15歳以上で都内在住の方(東京都に住民登録されている方に限る)で、実施期間は令和8年2月2日(月)13時00分から令和9年4月1日(木)まで。参加には次のものが必要になる。
- NFC対応スマートフォン(iPhoneはiOS16以降、AndroidはAndroid11以降)
- 東京アプリと、デジタル庁が提供するデジタル認証アプリのダウンロード
- 有効期限が切れていないマイナンバーカード(利用者証明用電子証明書の暗証番号〈4桁の数字〉、券面事項入力補助用の暗証番号〈4桁の数字〉)
新たに始まる代理申請では、東京アプリの閲覧・操作などができる代理人登録を行ったうえで申し込む。申込期間は令和8年11月4日(水)10時00分から令和9年4月1日(木)まで。提出された書類の審査を経て被代理人のアカウントが作成され、そこに代理申請された東京ポイント(11,000pt)が付与される。付与されたポイントを利用できる時期は、別途案内される。
代理申請の対象者と必要書類
代理申請の要件は以下のとおり。本人確認は、被代理人と代理人の双方のマイナンバーカードで行う。
- 被代理人(代理申請の対象となる方):身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳(知的障害)を持つ方、または要介護・要支援認定を受けている方
- 代理人:法定代理人(親権者、成年後見人、未成年後見人、保佐人・補助人)、配偶者、2親等内の親族、同一の世帯に属する者。保佐人・補助人は、委任された権限の範囲内で代理申請が認められる(個別に対応)
- 被代理人の提出書類:本人の障害者手帳、または要介護・要支援認定を証明するもの
- 代理人の提出書類:法定代理人であることを証明する書類、または配偶者、2親等内の親族、同一の世帯に属する者であることを証明するもの
申し込みは東京アプリから行う。手順の詳細は、東京都公式アプリホームページのお知らせで案内している。今回の取り組みは、「2050東京戦略」の戦略11 デジタル「都民のQOLに貢献するスマートシティの実現」を推進するものと位置付けられている。
出典:東京都