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最終更新 2026-08-25 10:10
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AI 2026.08.12

名古屋市都心部で未来の移動を体験!自動運転とオンデマンド配車システムの実証実験が開始

NTTドコモビジネス、NTTモビリティ、NTTドコモは、愛知県からの受託事業として、2026年9月11日より名古屋市都心部で自動運転とオンデマンド配車システムを組み合わせた実証実験を開始します。交通量の多い複雑な環境での自動運転技術の向上と、AIキャラクターによる乗客案内、MaaSアプリとの連携による利便性向上を目指します。

文・webmaster 約5分
名古屋市都心部で未来の移動を体験!自動運転とオンデマンド配車システムの実証実験が開始

自動運転の社会実装に向けた新たな一歩

近年、公共交通機関における人手不足が深刻化する中、国を挙げて自動運転の社会実装に向けた動きが加速しています。今回の実証実験では、名古屋市都心部の交通環境下で自動運転技術の向上を目指すとともに、NTTドコモビジネスが提供するオンデマンド配車システムと自動運転車両のソフトウェアを連携させます。

具体的には、利用者の予約状況や内容に応じて3台の自動運転車両を最適に配車するシステムを構築し、技術面と運用面の両方から自動運転の課題を検証します。これにより、将来的な自動運転サービスの実現に向けた貴重な知見が得られることでしょう。

カラフルな自動運転ミニバン3台

実証実験の主な特長

1. 自動運転技術の向上

本実証実験では、米国で無人自動運転の実績を持つMay Mobility, Inc.の自動運転ソフトウェアを採用し、自動運転レベル4(特定の条件下で運転者が不要となる高度な自動運転技術)の社会実装に向けた課題解決に取り組みます。特に、交通量の多い名古屋市都心部での右折時に対向車を検知した際の走行制御や、信号変化の予測精度向上といった技術検証を通じて、自動運転のさらなる高度化を目指します。

2. オンデマンド配車システムとの連携

名古屋鉄道が提供するMaaS(Mobility as a Service:複数の交通手段を一つのアプリでシームレスに利用できるサービス)アプリ「デライド」と自動運転ソフトウェアを連携させます。これにより、利用者の予約に合わせて車両が最適な乗降地点へ配車され、従来のタクシーに近い利便性の高い運用が検証されます。利用者の移動ニーズに柔軟に対応できる自動運転の実現が期待されます。

3. 対話AIキャラクターによる乗客案内

将来的に乗務員が乗車しない自動運転レベル4での運行を想定し、車内タブレットシステムに対話AIキャラクターを導入します。このAIキャラクターは、事前のアンケートから利用者の乗車目的や知りたい情報を把握し、自然なコミュニケーションを通じて必要な情報を適切なタイミングで提供します。乗務員が不在でも安心して利用できる自動運転の受容性検証が行われます。(この機能は実証期間の後半に提供される予定です。)

4. 学生がデザインした自動運転車両

本実証実験で用いられる自動運転車両のデザインは、名古屋駅前の乗降地点であるスパイラルタワーズを校舎とする学校法人日本教育財団(国際工科専門職大学(名古屋キャンパス)・HAL名古屋)と、IGアリーナ前の乗降地点にある名古屋造形大学の学生による学内コンペティションを経て制作されました。

本実証のルートは、名古屋駅前(総合校舎スパイラルタワーズ)、STATION Ai、愛知芸術文化センター、IGアリーナ前(名古屋造形大学)、FUJIなごや科学館の5カ所の乗降地点を含むものとなります。

名古屋市内の主要施設や観光スポットを巡るルートを示した地図

各社の役割

本実証実験には、以下の企業・団体が協力し、それぞれの専門性を活かして取り組んでいます。

企業名 主な役割
愛知県 本実証の実施主体・統括
NTTドコモビジネス 本実証のプロジェクトマネジメント、オンデマンド配車システムの提供および自動運転ソフトウェアとの連携
NTTモビリティ 自動運転車両の提供および導入・運用支援
NTTドコモ 対話AIキャラクターおよび車内タブレットシステムの提供
May Mobility 自動運転ソフトウェアの提供
名古屋鉄道 なごやMaaSアプリ「デライド」の提供
名鉄タクシーホールディングス、名鉄交通第一株式会社、名鉄交通第二株式会社 交通事業者としての運行支援
学校法人日本教育財団 国際工科専門職大学(名古屋キャンパス)、HAL名古屋 地域事業者としての実証支援、車両デザイン、チラシ・ポスターデザイン、PR動画の作成、対話AIキャラクターデザイン
名古屋造形大学 地域事業者としての実証支援、車両デザイン

NTTモビリティについては、NTTグループがこれまで60件以上の自動運転関連実証に参画し、May Mobility社やNavya社への出資などを通じて自動運転車両の提供や通信技術の高度化に取り組んできた中で、2025年12月に設立されました。NTTグループ全体の知見を活かし、自動運転の社会実装を加速させていくことが期待されます。

今後の展開

今回の実証実験で得られた知見は、NTTドコモビジネス、NTTモビリティ、NTTドコモが名古屋市都心部での自動運転社会実装に向けた検討を進める上で重要な役割を果たすでしょう。地元自治体や交通事業者などの関係者と連携しながら、地域の交通課題解決に向けた取り組みが今後も継続されます。

自動運転車両の予約や利用に関する詳細は、以下の専用Webサイトをご確認ください。

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