BtoB領域の比較レビュー×ビジネスマッチングプラットフォーム「プロベル」を運営する株式会社プロベル(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:竹村 優)は、NYマーケティング株式会社 代表取締役の中川 裕貴氏が、2026年10月22日付で同社の「SEO・LLMO顧問」に就任したと発表した。プロベルは今回の就任により、SEO・LLMO領域の専門性をさらに強化する。メディアの成長戦略、サイト構造の改善、コンテンツ品質の向上、SEO・LLMO関連サービスの企画・監修まで、幅広い領域に中川氏の知見を取り入れる方針だ。

生成AIで変わる企業選定、検索エンジンとAIの双方で「見つかる」ことが課題に
ChatGPTやGeminiをはじめとする生成AIが普及し、企業やサービスの探し方は大きな転換期を迎えている。検索エンジンで情報を集めるだけでなく、生成AIに課題を相談し、候補となる企業やサービスを比較・検討する行動が広がりつつある。こうした変化を受け、企業には従来のSEOに加えて、AI検索でも正確な情報が参照され、比較・推薦の候補に挙がるための情報整備が求められている。
プロベルは、比較記事、企業プロフィール、インタビュー、レビューといった多様なコンテンツを通じて、BtoB企業の専門性やサービスの特徴を可視化するプラットフォームだ。掲載する企業やサービスを今後さらに増やし、検索エンジンと生成AIの双方から発見されるメディアに成長するには、コンテンツの充実に加えて、大規模サイトの構造設計、技術的SEO、データ分析、編集・運用体制など幅広い専門性が欠かせないという。また、同社が展開するAI検索対策サービスでも、変化の速い技術動向を捉えながら、再現性のある施策と品質を提供し続ける体制づくりが重要になる。
こうした背景から、SEO・Webマーケティング領域で豊富な実績を持つ中川氏を顧問に迎えた。同社は、外部アドバイザーとしての助言にとどまらず、専門的な知見を社内に蓄積し、組織全体の実行力と競争力を高めることを目指すとしている。

SEO実務歴16年、大規模ポータルの成長を牽引
中川氏は、大規模ポータルサイト「ポケパラ」の立ち上げから事業成長までを牽引し、最大月間1億PVを達成した実績を持つSEOの専門家だ。SEO実務歴は16年で、大規模データベース型サイトやポータルサイトのSEOを得意とする。現在はNYマーケティング株式会社の代表として、ポータルサイトやECサイトを中心に、中小企業から大企業まで幅広くSEOコンサルティングやWebマーケティング支援を手がけている。
あわせて、SEO分析ツール「NYSEO」の開発・提供や、有料SEOコミュニティ「SEO Decision」の運営も行い、ツールと実務の両面からSEOの知見を発信している。Xでの発信も多くの反響を集めており、近年はAI検索時代に向けたLLMO(AI検索最適化)の支援にも注力している。
中川氏の参画で強化する領域
プロベルは、中川氏の参画によって以下の領域を強化するとしている。
- SEO戦略・メディア成長戦略の立案:プロベルのさらなる成長に向けて、中川氏がSEO戦略全体の立案・改善に関する助言を行う。特に、中川氏の大規模ポータルサイトのグロース経験を生かし、カテゴリー設計、サイト構造、内部リンク、技術的SEO、検索ニーズに応じたコンテンツ設計など、サイト全体の評価とユーザー体験の向上につながる施策を推進する。単純な記事数や流入数の増加だけでなく、企業・サービスの発見から比較、問い合わせまでを一貫して支えるメディアの構築を目指す。
- LLMO・AI検索対策の強化:ChatGPTやGeminiなど生成AIを通じた情報探索に対応するため、LLMO・AIO領域の戦略立案と改善を推進。企業情報の正確性、コンテンツの構造化、独自情報の充実、第三者評価の蓄積など、生成AIに参照されやすい情報環境を整える。SEOとLLMOを別々の施策とせず、検索・AI検索の双方を見据えた総合的なメディア戦略の構築を目指す。
- コンテンツ品質と制作体制の強化:ランキング記事、比較記事、企業プロフィール、インタビュー、レビューなどの品質向上に向け、検索意図やユーザーニーズに基づく企画・編集方針の改善、品質基準の整備、制作プロセスの最適化を進め、量と質を両立できる体制を構築する。
- SEO・LLMOの知見を社内に蓄積する組織づくり:施策レビューや社内勉強会、実務に即したナレッジ共有などを通じて、メンバーが自ら課題を発見し、改善策を立案・実行できる組織を目指す。外部の専門家に依存せず、専門性を組織の資産として蓄積する方針だ。
- SaaS領域への展開と新たな事業開発:従来のBtoBサービス企業に加え、SaaSをはじめとするIT製品・サービス領域へ掲載対象を広げる。大規模データベース型サイトに関する中川氏の知見を取り入れ、掲載情報の設計や製品詳細ページの構造、カテゴリー別の比較機能など、メディアとしての拡張性を高める。
- SEO・LLMO関連サービスの企画・品質強化:プロベルのAI検索対策プランや、今後展開するSEO・LLMO関連のコンサルティングサービスについて、戦略設計、施策の優先順位付け、コンテンツ改善、効果検証などの領域で中川氏から助言・監修を受け、顧客企業への支援品質の向上を図る。
今後の展開と両者のコメント
プロベルは今後、SEO・LLMO戦略の高度化とともに、企業情報の充実、レビュー・比較コンテンツの拡充、SaaS領域への展開などを進める。AI検索時代における企業の情報発信や認知獲得を支援するサービスの強化にも取り組み、メディア運営とマーケティング支援の両面から事業成長を目指す。中川氏との連携を通じて、専門性の高い知見を組織に定着させながら、継続的に価値を生み出せる事業基盤を築いていくとしている。
中川氏は、SEOを単に検索順位を上げるための技術ではなく、ユーザーが必要とする情報を適切に届けるための仕組みづくりだと考えてきたとコメント。生成AIの普及で企業やサービスが発見・比較・選定されるプロセスは大きく変わろうとしている一方、正確な情報、信頼できるコンテンツ、使いやすいサイト構造の重要性は変わらないと述べた。そのうえで、大規模サイトのSEO・グロースの経験を生かし、メディアとしての成長に加え、社内の組織づくりやサービスの品質向上にも貢献したいとしている。
竹村代表は、企業の規模や知名度にかかわらず、本当に価値のあるサービスや専門性が必要としている企業に正しく届く世界を目指していると説明。SEOやAI検索への対応を単なる集客手段ではなく、事業の根幹を支える重要な領域と位置付けているという。中川氏の知見が特定の施策にとどまらず組織全体に浸透していくことに特に期待を寄せ、BtoB企業の比較・選定において欠かせないプラットフォームを目指すとコメントした。なお、プロベルは2025年4月1日設立で、マーケティング、IT、システム開発、人事・採用、研修など幅広い領域で、専門性を持つ企業やサービスの情報を提供している。
出典:株式会社プロベル