山や海での行方不明者の位置を特定する捜索サービス「ココヘリ」「ココヘリマリン」を手がけるAUTHENTIC JAPAN株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:久我 一総)は、2026年10月25日(日)に栃木県宇都宮市で開催される「宇都宮トレラン2026」で、ココヘリが必須携行品に指定されたと発表しました。指定は今年からで、対象はロング(36km)、ミドル(21km)、ショート(8km)の3種目です。
発信機と受信機の「直接通信」でレース中の遭難に備える
対象種目に出場するランナーは、ココヘリの発信機を身に着けてレースに臨みます。手持ちの発信機を持ち込めるほか、大会でのレンタルにも対応しており、遭難時に早く見つけられるよう備えを整えます。
トレイルランニングは、山の地形や自然環境の中を走る競技です。コースを外れたり、けがや体調の変化で動けなくなったりした場合に、参加者の居場所をすばやく特定できる仕組みが重要になります。ココヘリは、専用の発信機と受信機が「直接通信」することで遭難者の位置を割り出す捜索サービスです。宇都宮トレランでは、急峻な山岳地帯を含むロング・ミドル・ショートの3種目で携行を義務づけ、大会の安全対策を強化します。
持参・レンタルそれぞれの手続き
自分の発信機を持参する場合は、エントリー時にココヘリIDを登録します。レンタルを利用する場合は、参加費とは別に安全管理費1,100円を支払います。
- レンタル発信機の受け取り:大会当日の7時~10時に大会本部で受け取り、各種目のスタート30分前までに完了
- 持参する参加者:同じ期限までに大会本部で動作と携行の確認を受ける
- レンタル発信機の返却:レース終了後
古賀志山を舞台に2010年から続く大会、ゴール後には焼きたての餃子も
宇都宮トレランは、宇都宮市の古賀志山(こがしやま)周辺をコースとするトレイルランニング大会です。2010年にスタートし、今年で16回目の開催となります。主催は宇都宮トレイルラン運営委員会で、メイン会場は宇都宮市森林公園駐車場、開催地は栃木県宇都宮市森林公園・古賀志山周辺です。
種目はロング36km、ミドル21km、ショート8km、ビギナー4kmの4つ。小学生から出場できるビギナー種目をはじめ、経験や体力に合わせてコースを選べます。ココヘリの携行が必須となるのは、このうちロング・ミドル・ショートの参加者です。参加賞には宇都宮名物の餃子が用意され、ゴール後には焼きたての餃子が振る舞われます。
2026年は各地のトレイル・アドベンチャーレースで採用
ココヘリは宇都宮トレランのほかにも、2026年に開催される以下の大会で採用されています。対象種目や運用方法は大会ごとに定められ、参加者の安全対策に役立てられています。
- DEEP JAPAN ULTRA 100(6月26日~28日)
- The 4100D マウンテントレイル in 野沢温泉(7月19日)
- 上州武尊山スカイビュートレイル(9月12日~13日)
- 白馬国際クラシック(9月13日)
- JEANNE NISEKO(9月19日)※アドベンチャーレース
- EXPEDITION MiNi(MiNi Taiki 2026)(10月3日)※アドベンチャーレース
- Tokyo100 Endurance Trail(11月7日~8日開催予定)
- 甲州アルプスオートルートチャレンジ(11月8日開催予定)
ココヘリは、ヘリで山岳遭難者を捜す会員制の「民間ヘリ捜索サービス」です。会員に専用の発信機を貸し出し、会員はそれを身に着けて山に入ります。救助要請があると、登山計画書に記された山域へヘリを飛ばす準備を進め、ヘリやドローンに積んだ受信機が会員の発信機と直接通信して捜索します。専用受信機が発信機の電波をとらえ、遭難者の位置を「ここにいる」という0mの距離まで特定できるのが特徴で、捜索時間を大幅に短縮するとしています。あわせて提供する「山岳保険」では、山小屋などの民間組織による救助活動費用や、公的機関の捜索終了後に行う民間捜索の費用を保険金として補償します。会員数は17万人を超えています。
AUTHENTIC JAPANは、2011年に久我 一総氏が立ち上げた企業で、本社は福岡県福岡市中央区赤坂1-6-15-4Fにあります。同社は各大会でのココヘリの活用を通じて、ランナーが安心して山を走り、競技に打ち込める環境づくりを支えていくとしています。