スタートアップ 2026.08.31

2026年(第44回)毎日ファッション大賞の受賞者が決定!高橋悠介氏が大賞を受賞

2026年(第44回)毎日ファッション大賞の受賞者が2026年8月31日に発表されました。大賞には「CFCL」代表兼クリエーティブディレクターの髙橋悠介氏が、新人賞・資生堂奨励賞には「TELMA」デザイナーの中島輝道氏が選出されました。また、鯨岡阿美子賞にはビームス代表取締役社長の設楽洋氏と故・小室知子氏、話題賞にはデサントの「新水沢工場」がそれぞれ決定し、ファッション界における多岐にわたる功績が称えられています。

文・webmaster 約4分
2026年(第44回)毎日ファッション大賞の受賞者が決定!高橋悠介氏が大賞を受賞

各賞の受賞者と功績

大賞:髙橋悠介氏(CFCL 代表兼クリエーティブディレクター)

髙橋悠介氏

大賞に輝いたのは、「CFCL(シーエフシーエル)」の代表兼クリエーティブディレクターである髙橋悠介氏です。髙橋氏は、ニットの可能性を大きく広げ、機能性と高いデザイン性を兼ね備えた新たな価値観を創出しました。一目でCFCLとわかる独自のクリエーションを確立し、製造から販売、循環までを一体的に捉えた先進的な取り組みを展開しています。パリコレクションへの進出後も事業を拡大し、現代社会に求められる服づくりを実践するブランドとして、国内外で高く評価されています。2021年には第39回毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞を受賞しており、今回の受賞はさらなる飛躍を示すものとなりました。9月には初のブランドブック『CFCL: Clothing for Contemporary Life』が刊行予定です。

詳細はこちら:CFCL公式HP

新人賞・資生堂奨励賞:中島輝道氏(TELMA デザイナー)

新人賞・資生堂奨励賞には、「TELMA(テルマ)」デザイナーの中島輝道氏が選ばれました。中島氏は、国内産地に自ら足を運び、糸づくりから生地開発、職人技までを丁寧に取り入れたものづくりが高く評価されています。ドレスを中心としたコレクションは豊かな表現力と大きな潜在力を持ち、最新のプリント技術も積極的に活用しています。海外メゾンや国内ブランドで培った経験を基盤に、日本の伝統や産地への深い敬意と現代性を融合させた独自の世界観を築いており、今後のさらなる飛躍が期待されています。

詳細はこちら:TELMA公式HP

鯨岡阿美子賞:設楽洋氏(ビームス代表取締役社長)と故・小室知子氏

長年にわたり業界に貢献した個人や団体に贈られる鯨岡阿美子賞には、ビームス代表取締役社長の設楽洋氏と、故・小室知子氏が選ばれました。

設楽洋氏は、ビームス創業に参画し、日本のセレクトショップ文化とカジュアルファッション文化の礎を築きました。ファッションをより身近で楽しいものとして広めるとともに、若手デザイナーの支援や先駆的なコラボレーションを通じて業界の発展に大きく貢献し続けています。

詳細はこちら:ビームス公式HP

故・小室知子氏は、編集者を経てスタイリストとして活動し、株式会社三宅デザイン事務所の設立に参画。代表取締役副社長として約40年にわたり「ISSEY MIYAKE」のものづくりと組織運営を支えました。自身は表舞台に立つことなく多くの人材の成長を後押しし、日本のファッション界の発展に大きく貢献しました。

話題賞:デサント「新水沢工場」

話題賞には、株式会社デサントの子会社であるデサントアパレル株式会社の「新水沢工場」が選ばれました。この工場は、「水沢ダウン」の生産拠点として、生産数量の拡大に頼らず、一着あたりの価値向上に特化したものづくりに取り組んでいます。約30億円を投じて建て替えられた新工場は、より高度で丁寧なものづくりを支える環境整備に加え、環境配慮や地域との共生、従業員満足度の向上にも取り組んでいます。海外生産が主流となるなか、品質・技術・人材を次世代へつなぎ、日本で高品質なものづくりを続ける新たなモデルとして注目を集めています。

詳細はこちら:株式会社デサント公式HP

毎日ファッション大賞について

MAINICHI FASHION GRAND PRIX ロゴ

毎日ファッション大賞は、毎日新聞創刊110年を記念して1982年に創設されました。ファッションに携わる人々の優れた業績を称え、新たな才能を発掘し、より充実したファッション情報の発信を続けることで、ファッション界のさらなる振興および文化の育成に貢献しています。

受賞者インタビューを含む特集記事は、10月上旬の毎日新聞朝刊に掲載される予定です。

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