広島県福山市に本社を置くスーパーマーケットチェーンの株式会社エブリイで、電子マネー決済サービス「エブリカ・エブリイアプリ」とチャージ残高が使えない状態になっています。原因は、世界中で広く使われているプログラミング言語「PHP」に見つかった重大な脆弱性(セキュリティ上の弱点)の影響です。同社は、来店するお客様に変わらず安心して買い物を楽しんでもらいたいという考えから、10月26日(月)から全てのお客様を対象に「お買い物合計金額から5%OFF」を実施します。この内容は、株式会社エブリイホーミイホールディングスが発表しました。
電子マネー決済とチャージ残高が利用できない状態に
今回利用できなくなっているのは、「エブリカ・エブリイアプリ(電子マネー決済)」とチャージ残高です。同社は、お客様が安心して買い物できることを最優先とし、現在セキュリティ対応を進めています。
同社によると、現時点でお客様情報の流出などの被害は確認されていません。そのうえで、安全が十分に確認できるまでは、慎重にセキュリティ対策を進めるとしています。
エブリイは10月から、ポイントデーの内容を大きく刷新していました。開始直後から想定を大きく上回る数のお客様が利用し、好評を得ていたといいます。しかしアプリが使えないため、現在はポイントによる還元を届けられない状況です。同社は、利用者や関係者に不便や迷惑、心配をかけているとして謝罪しています。
支払い方法を問わず合計金額から5%OFF
同社は、スーパーマーケット・エブリイに期待を寄せて来店するお客様に、変わらず安心して買い物を楽しんでもらいたいと考え、さまざまな検討を重ねた結果、「5%OFF」の実施を決めました。なお、現在使える支払い方法は現金とクレジットカードです。実施概要は次のとおりです。
- 期間:2026年10月26日(月)~10月31日(土)(予定)
- 対象:全てのお客様(現金・クレジットカードなど、支払い方法は問わない)
- 内容:お買い物合計金額から5%OFF
- 対象外:酒類、指定ごみ袋、ピンクラベル商品(産直・まちメシ・まちパン)など
- 対象店舗:エブリイ全店(広島県・岡山県・香川県の48店舗)※業務スーパーは除く
アプリの再開時期と11月以降の対応は未定
同社は、PHPの脆弱性に関する状況を随時確認しながら、お客様に再び安心して利用してもらえるよう、従業員一同で誠実に対応を続けるとしています。
「エブリカ・エブリイアプリ」の再開時期と11月以降の対応は、決まり次第、店頭と同社ホームページで告知される予定です。
株式会社エブリイの概要
株式会社エブリイは、エブリイ事業と業務スーパー事業を展開しています。所在地は広島県福山市南蔵王町1丁目6−11、代表取締役社長は岡﨑浩樹氏です。売上高は1,204億円(2026年6月期)です。