採用の主体を人事部門から会社全体へ広げる「タレントアクイジション」をテーマに、TalentX(東京都新宿区、証券コード:330A)が2026年11月11日(水)にオンラインセミナーを開催します。ゲストは、同社の統合型タレントアクイジションプラットフォーム「MyTalent Platform」を導入している自動車内装部品メーカーの林テレンプ(愛知県名古屋市中区)です。経営層の合意形成から、社員が自発的に採用へ関わるようになるまでの道のりを、戦略と実装の両面から紹介します。

外部チャネル頼みの採用が抱える構造的な課題
自動車関連をはじめとする製造業では、同業他社との人材獲得競争が激しさを増し、限られた人材を奪い合う状況が続いています。人材紹介会社や求人媒体といった外部チャネルに頼るだけでは、知名度で勝る大手企業に候補者が流れやすく、この構図から抜け出すのは簡単ではありません。
そこで注目されているのが、採用を人事部門だけの業務とせず、経営と現場が一体となって自社の採用力を高めていくタレントアクイジションという考え方です。外部サービスへの依存度を下げ、自社で人材を惹きつけて獲得する力をどう組織に根付かせるかが問われています。

110年超の老舗が5年かけて築いた「全社採用」
林テレンプは、110年を超える歴史を持つ自動車内装部品の総合企業です。同社は約5年にわたって人事戦略や経営基盤を整えながら、採用活動全体を通じて現場社員が採用に関わる機会を少しずつ広げてきました。その積み重ねを土台に「採用は人事だけの仕事ではない」という認識を経営と共有し、現在では社員が自発的に採用活動へ参加する“全社採用”を実現しています。
セミナーには、林テレンプ常務理事・人事総括の両角隆太郎氏と、人材開発部リソースマネジメント課の白山陸哉氏が登壇します。主な内容は次のとおりです。
- 採用を経営課題として位置づけ、人事戦略や経営基盤を整えてきた5年間の歩み
- 社員が採用を自分事として捉え、自発的に参画するようになるまでのプロセス
- 社員の参画をリファラル採用につなげ、専任担当を増やさずにリファラル採用とタレントプールを強化する仕組み
「社員の協力を待つのではなく、社員が採用に関わりやすい環境をどうつくるか」という問いを軸に、取り組みを通じて見えてきた社内の採用ポテンシャルについても率直に語られる予定です。採用を経営課題として捉え直したい経営者や人事責任者、現場を巻き込んだ採用を進めたい担当者に向けた内容となっています。
登壇者の顔ぶれ
両角氏は大手電機メーカーで30年にわたり人事領域に携わり、制度企画や幹部開発、国内工場拠点でのHRビジネスパートナー、グループ内B2B事業会社の人事総務責任者などを歴任しました。2025年4月に林テレンプへ入社し、人事戦略全般を統括しています。白山氏はプラントエンジニアリング会社で技術系・技能系人材の採用に従事した後、2022年12月に林テレンプへ入社。新卒・キャリア採用を担当し、現在はキャリア採用戦略の企画推進や社内人材の活用・最適配置に取り組んでいます。モデレーターは、TalentX執行役員 HRソリューション本部の原英孝氏が務めます。パーソルキャリアを経て2021年にTalentXへ入社し、リファラル採用の導入支援や、採用戦略の設計から実行までを一気通貫で支援するRXO事業を率いてきた人物です。

開催概要と「MyTalent Platform」の位置づけ
- 日時:2026年11月11日(水)12:00~13:00
- 形式:Zoomによるオンライン配信(視聴URLは申込者のみに案内)
- 定員:300名(申込多数の場合は先着順)
- 参加費:無料
TalentXが展開するMyTalent Platformは、AIネイティブな統合型タレントアクイジションプラットフォームです。候補者データを経営資産に変える採用CRMを基盤に、タレントプール、ブランディング、リファラル、候補者管理の機能を統合しています。「AIはつながりを駆動し、人間はエンゲージメントを」をコンセプトに、AIを候補者体験(CX)を設計する中核エンジンとして位置づけ、集客から選考、採用、入社後の活躍までを一貫して支援します。同社は国内初の採用CRMをはじめとするテクノロジーに加え、戦略RPOサービスやプロフリーランス人事サービス「すごい人事」といった実行支援も手がけており、今回のセミナーはツール導入の先にある組織変革の実例を知る機会となりそうです。
出典:TalentX