ライフネット生命、保険金・給付金の「最短当日支払い」開始1周年で平均0.58日を実現!顧客体験を革新するDX推進
ライフネット生命保険株式会社は、2025年8月に開始した「保険金・給付金の最短当日支払い」サービスが1周年を迎えました。このサービスにより、直近の平均支払日数は0.58日と大幅に短縮され、請求当日の着金も実現。スマートフォンで完結する手軽さと迅速な入金に対し、利用者からは高い評価が寄せられています。同社は、API連携による送金基盤のリアルタイム化や、将来的なAI活用による「最高の保険体験」の提供を目指し、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。
ライフネット生命、保険金・給付金「最短当日支払い」で顧客満足度向上!平均0.58日を実現し、さらなるDX推進へ
ライフネット生命保険株式会社は、2025年8月に導入した「保険金・給付金の最短当日支払い」サービスが1周年を迎えたことを発表しました。この取り組みにより、保険金・給付金の支払いが大幅に迅速化され、利用者からは手続きの簡便さと入金スピードに対する高い評価が寄せられています。

平均支払日数が大幅短縮、直近は0.58日に
生命保険会社にとって最も重要な責務の一つは、万が一の際に迅速かつ確実に保険金・給付金を届けることです。ライフネット生命は、この責務を果たすため、テクノロジーを活用した「デジタルだから安心」という新たな価値の創出を目指し、支払いプロセスの見直しを行いました。
その結果、保険金・給付金の支払いに要した平均営業日数は、2024年度の1.91日から2025年度には1.08日へと短縮されました。さらに、2026年度第1四半期(4月~6月)の実績では0.58日を達成し、請求当日の着金も実現可能となっています。
この実績は、同社が保険金・給付金の支払状況として公開している情報からも確認できます。
送金基盤のリアルタイム化が「最短当日支払い」を可能に
従来のシステムでは、保険金等の支払い準備が整っていても、銀行への送金依頼が翌日になるため、利用者が保険金・給付金を受け取るまでに最短でも2日を要していました。
この課題を解決するため、ライフネット生命は、保険金等の支払いシステムと銀行口座を繋ぐAPI連携(システム間でデータを即座にやり取りする仕組み)を導入し、送金基盤をリアルタイム化しました。これにより、請求書類の到着から最短当日中のお支払いが実現しました。

プロジェクトメンバーは、持続可能な業務体制を維持しつつ、支払いの質とスピードを両立させることに注力しました。新システムでの銀行との疎通テストや協力会社との調整を重ね、サービスの開始にこぎつけました。また、リリース後の実運用では、API連携による即時送金指示が可能になる一方で、エラーや障害発生時でも支払いを滞らせないバックアップフローの整備にも力を入れたとのことです。
利用者からの高い評価と満足の声
ライフネット生命は、「ライフネットの生命保険マニフェスト」で掲げる「お客さまの便利を追求する」という約束に基づき、給付金請求者からのアンケートを実施しています。
アンケートでは、「最短当日支払い」をはじめとする保険金・給付金請求の体験について、手続きの簡便さ、スピード、スムーズさに加え、コンタクトセンターの「丁寧な対応」についても肯定的なコメントが多数寄せられました。特に、「スマホ一つで完了し時代を感じた」「給付されるまでのスピード感が助かる」といった声が多く見られます。
また、同社は「ネット・プロモーター・スコア(NPS)®」(お客さまからの「信頼」「愛着」を数値化して測る指標の1つ)を継続的に集計しており、2025年度の「ライフネット生命を家族や友人にすすめたい」と答えた方のNPS®合計値は83.3%でした。このデータはウェブサイトで公開されており、良い評価もそうでない評価も透明性を持って開示されています。
「スマ速請求」が「最短当日支払い」と連動しさらなる進化
ライフネット生命が2016年に導入した「スマ速請求」は、医療保険の給付金請求に必要な書類をスマートフォンで撮影し、マイページからアップロードすることでオンラインで手続きを完結できる画期的なサービスです。

この「スマ速請求」が「最短当日支払い」の仕組みと連動したことで、利便性はさらに向上しています。実際に「退院したその日にスマ速請求をしたところ、その日の夕方には銀行口座に給付金が振り込まれていた」という事例も生まれています。

ライフネット生命CM「当日支払い始まりました篇」でも、最短当日中の振込みが紹介されています。
「最高の保険体験」に向けた次なる構想

代表取締役社長の横澤淳平氏は、ライフネット生命 2026 統合報告書の中で、「最高の保険体験を届ける」ことを目指し、中期計画の重点領域に「Tech & Services」を掲げていると語っています。
同社は、AIをはじめとする先端テクノロジーやマイナンバー制度などの情報インフラを活用した新しいサービスの開発に注力しています。その取り組みの一つとして、株式会社JMDCと共同で、マイナポータルデータを活用した「引受リスク予測AI」による保険引受査定オペレーションの実証実験を行いました。
この実証実験では、マイナポータルの医療保険情報をもとに将来の傷病発生をAIで予測し、引受査定業務に活用することで、保険引受範囲の拡大や引受基準の最適化を目指しています。実証実験では有効性が証明されており、実運用に展開できれば、引受査定業務の効率化だけでなく、保険契約手続きのさらなる利便性向上が期待されます。
また、マイナポータルデータを活用して契約者自身が保険金の請求漏れの有無をセルフチェックできる「請求勧奨サービス」の実用化も検討を進めています。将来的には、電子カルテ情報を取得できる環境が整えば、保険の申込・査定から保険金の請求・支払いまでの一連の業務を、ほとんど人の手を介さずに完結させる構想の実現も視野に入れています。
ライフネット生命は、これからもオンライン生命保険のリーディングカンパニーとして、新しい発想とテクノロジーを活用し、「最高の保険体験を届ける」ことをスローガンに、顧客視点に立った生命保険の実現に挑戦し続けるとのことです。


