「外国人旅行者を助けたい」日本人95.6%も、声かけためらう背景に英語力への不安 外国人講師は「もっと気軽に声をかけてほしい」
オンライン英会話サービス「ネイティブキャンプ英会話」が実施した調査によると、困っている外国人旅行者に接した日本人の95.6%が「助けたい」と回答する一方で、英語力への自信のなさから声かけをためらう実態が明らかになりました。一方、日本滞在経験のある外国人講師の95.7%は、日本人がもっと気軽に声をかけてくれることを望んでおり、文法や発音の間違いを気にしない好意的な姿勢が示されています。
調査背景
日本国内では、道案内や移動、飲食店での注文など、助けを必要とする外国人旅行者に接する機会が増えています。実際に、調査対象となったネイティブキャンプ会員の90.5%が、困っている外国人旅行者に接した経験があると回答しています。外国人旅行者への支援機会は、鉄道駅やバスターミナル、道路・街中、電車・バスの車内など、観光地に限らず日常生活の身近な場所で発生していることが明らかになりました。
しかし、外国人旅行者を助けたいという意向があっても、「英語で話す自信がない」「相手の英語を聞き取れるか不安」といった理由から、声かけをためらうケースも少なくありません。このような状況を改善するため、日本人側が抱える不安と、日本での滞在経験を持つ外国人が日本人からの声かけをどのように受け止めているのかを把握する目的で、今回の調査が実施されました。
調査結果の詳細
1. 困っている外国人旅行者に接した経験
ネイティブキャンプ会員431名のうち390名、90.5%が、日本国内で何らかの助けを必要としている外国人旅行者に接した、または困っている様子を見かけた経験があると回答しました。

外国人旅行者に接した場所としては、鉄道駅・バスターミナル(38.2%)、道路・街中(30.8%)、電車・バスの車内(9.7%)が上位を占め、移動に関わる場面での支援機会が多いことが示されています。
2. 外国人旅行者を「助けたい」と思った日本人の割合
外国人旅行者に接した、または困っている様子を見かけた会員390名に、その外国人旅行者の力になりたいと思ったかを尋ねたところ、95.6%が「その外国人旅行者の力になりたいと思った」と回答しました。

また、80.8%の会員が相手から話しかけられるか、自分から声をかけるかして直接対応しており、多くの日本人が助けたい意向を行動に移していることが分かります。
3. 声かけをためらう主な理由
外国人旅行者への声かけをためらった、または対応しなかった会員75名に理由を尋ねたところ、「英語で話す自信がなかった」が49.3%、「相手の英語を聞き取れるか不安だった」が34.7%と上位を占めました。

英語でのコミュニケーションに対する自信のなさや不安が、声かけの障壁となっている現状が示されています。
4. 外国人講師の「気軽に声をかけてほしい」という期待
日本への訪問・滞在・居住経験がある外国人講師93名のうち、95.7%が「日本で困っている外国人旅行者に、日本人がもっと気軽に声をかけてほしい」と回答しました。

さらに、96.8%の外国人講師は、日本人の英語に文法や発音の間違いがあっても、助けようとして話しかけてくれることを好意的に受け止めています。
5. 必要な英語力に関する認識の差
外国人旅行者を助けるために「日常会話レベル以上の英語力が必要」と考える割合は、ネイティブキャンプ会員が36.2%であるのに対し、日本滞在経験のある外国人講師は16.1%と、約20ポイントの差がありました。

外国人講師が最も必要だと考える英語力は、「基本的な文章を使って、相手が困っていることを確認し、必要な案内ができる」というものでした。この結果から、日本人が外国人講師よりも高い英語力を必要だと感じていることがうかがえます。
6. 日本人が必要以上に気にしていること
日本滞在経験のある外国人講師は、日本人が外国人旅行者へ声をかける際、「文法を間違えること」(63.4%)や「相手の英語をすべて聞き取れないこと」(58.1%)、「発音や日本語訛り」(44.1%)を必要以上に気にしていると感じています。

この結果は、日本人が英語でのコミュニケーションにおいて、完璧さを求めすぎている可能性を示唆しています。
7. 外国人講師が「役立った・安心できた」と感じた対応
日本滞在中に日本人から対応を受けた外国人講師84名に尋ねたところ、「簡単な英単語や短いフレーズで伝えてくれた」(59.5%)が最も多く、「ジェスチャーを使ってくれた」(44.0%)、「目的地まで、または目的地の近くまで案内してくれた」(40.5%)が続きました。

これらの対応により、98.8%の外国人講師が必要な情報や支援を十分に得ることができたと回答しており、高度な英語力でなくても効果的な支援が可能であることが示されています。
8. 短い英語表現の有効性
外国人旅行者への対応に使える短い英語表現を知っていれば、会員の87.4%が「今より積極的に声をかけられると思う」と回答しました。

これは、簡単な英語表現を身につけることが、日本人の心理的なハードルを下げ、行動を促すきっかけとなる可能性を示しています。
まとめ
今回の調査から、日本人は困っている外国人旅行者を助けたいという強い気持ちを持っているものの、英語力への自信のなさや聞き取りへの不安が声かけの障壁となっていることが明らかになりました。一方で、日本滞在経験のある外国人講師は、日本人が英語の文法や発音の間違いを必要以上に気にしていると感じており、簡単な英語やジェスチャーでも積極的に声をかけてほしいと望んでいます。
この結果は、完璧な英語力でなくても、簡単な表現や非言語コミュニケーションを組み合わせることで、外国人旅行者への効果的な支援が可能であることを示唆しています。ネイティブキャンプは、オンライン英会話レッスンを通じて、学習者が間違いを恐れずに英語を使い、自信を持ってコミュニケーションできるよう支援していくとのことです。
調査概要
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調査名: 外国人旅行者への声かけ・支援に関する調査
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調査主体: ネイティブキャンプ
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調査期間: 2026年7月18日〜2026年7月22日
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調査方法: インターネット調査
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調査対象: ネイティブキャンプ会員、ネイティブキャンプ外国人講師
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有効回答数:
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ネイティブキャンプ会員:431名
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ネイティブキャンプ外国人講師:179名
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株式会社ネイティブキャンプについて
株式会社ネイティブキャンプは、オンライン英会話サービスを個人、法人、教育機関向けに提供しています。世界140ヵ国を超える講師陣と32,000以上の豊富な教材が特徴で、累計レッスン数は8,000万回を超えています。
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