Makeblock Japan株式会社が展開するレーザー加工機ブランド「xTool(エックスツール)」は、次世代オールインワン・レーザー加工機「xTool X1」の先行販売を、クラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING」で2026年11月19日(木)11:00に開始します。xTool Japan公式サイトでは、10月20日(火)から事前予約キャンペーンを実施しています。予約金2,000円で予約し、GREEN FUNDINGで支援すると、最大87,700円相当の特典を受け取れます。

複数のレーザー機器を1台に集約
レーザー加工では、切断にはCO₂、金属にはファイバー、ガラスにはUVというように、1つの作品を仕上げるまでに複数の機器を使い分けることが珍しくありません。機器を切り替えるたびに段取りの時間がかかり、設置スペースも必要になります。さらに、機器ごとにソフトウェアが異なるため、データのやり取りにも手間がかかるという課題がありました。
xTool X1は、こうした課題に応えるために開発された、xToolのレーザー加工技術の集大成と位置付けられています。これまでのレーザー加工機の開発力に加え、AIクリエイティブプラットフォーム「Atomm」やソフトウェアなど、xToolのエコシステム全体を生かして開発されました。複数のレーザーを1台の中で使い分け、デザインから加工までをひとつの流れで完結できます。標準搭載の55W CO₂レーザーをベースに、必要に応じて最大5種類のレーザーへ拡張可能で、個人のクリエイターから小規模事業者まで、活動の広がりに合わせて構成を拡張できます。

速度と作業エリア、素材対応を広げる3つの独自技術
「Hybrid Motion™」でガルバノの速さとガントリーの広さを両立
ガントリーのX・Y軸の動きと2枚のガルバノミラーを連動させる、独自の4軸連動システムを搭載しています。従来は「速いが狭い」ガルバノ式か、「広いが遅い」ガントリー式かの二択でしたが、X1は一般的なガルバノレーザー加工機の最大約4倍となる615×320mmの作業エリアで、最大6,000mm/sの高速加工を実現しました。なお、最大6,000mm/sはガルバノモジュール使用時の値で、CO₂レーザー使用時は最大600mm/sです。55W CO₂レーザーと20Wダイオードガルバノモジュールを組み合わせることで、CO₂による切断とガルバノによる高速・高精細な彫刻を1台でこなせます。
「Laser Swap™」で対応素材をあとから追加
独自の「Laser Swap™」技術により、20Wダイオードガルバノに加えて、5W UV、60W MOPA、30Wファイバーレーザーへの拡張に対応します。まずは今必要な構成で導入し、扱う素材や事業の広がりに合わせてレーザーを追加できるため、複数の機器をそろえるコストや設置スペースを抑えられます。各レーザーの得意分野は次の通りです。
- 55W CO₂(標準搭載):厚物の切断、大判彫刻。木材、アクリル、レザー、紙、布
- 20W ダイオードガルバノ:高速・高精細彫刻。木材、レザー、塗装金属など
- 5W UV:ガラス内部彫刻、超微細マーキング。ガラス、クリスタル、プラスチック
- 60W MOPA:金属カラー彫刻、エンボス(深彫り)。ステンレス、アルミなどの金属
- 30W ファイバー:金属の高速彫刻・マーキング、切断。金属全般
5W UV、60W MOPA、30Wファイバーを追加するには、20Wダイオードガルバノモジュールが必要です。5W UVレーザーは、一般的なガルバノレーザー加工機と比べて最大約12倍の彫刻体積を実現し、大型クリスタルへの内部彫刻や複数個の一括加工に対応します。MOPA・ファイバーレーザーは、一般的なガルバノレーザー加工機の約2倍となるエンボス加工エリアを生かし、金属へのカラー彫刻や複数個への一括エンボス加工、金属切断まで幅広く対応します。
「ACS™」で位置合わせと焦点合わせを自動化
独自の自動加工システム「Automated Creation System™(ACS™)」も搭載しています。3つのカメラが素材の位置を高精度に認識し、「AutoLift Base」が加工台の高さを自動で調整します。手間のかかる位置合わせや焦点合わせが不要になり、初めて使う人でも、大量の受注をこなす事業者でも、すぐに加工を始められます。
Makeblock Japan株式会社 日韓事業統括のRhea Liao氏は、日本のユーザーから「1台では制作が完結せず、複数の機器を使い分けている」という声が数多く寄せられてきたと説明しています。そのうえで、xTool X1はそうした声に応えるためにxToolのレーザー技術とエコシステムを結集した集大成であり、限られたスペースでも素材や工程を問わず、ものづくりそのものに集中できる環境を届けたいとコメントしています。

公式サイト限定の予約特典と販売スケジュール
xTool Japan公式サイトの特設ページで「特典参加権」(2,000円)を購入し、キャンペーン期間中にGREEN FUNDINGでxTool X1本体を支援すると、次の特典を受け取れます。GREEN FUNDINGでは、特典参加権と同じメールアドレスで支援する必要があります。特典参加権の購入と本体の支援は、どちらを先に行っても参加可能です。
- xTool Care 12か月延長保証(最大73,900円相当、モデルにより異なる)
- Atomm Max 6か月無料(13,800円相当)
GREEN FUNDINGのプロジェクトは2つのフェーズで実施され、公式サイトの特典キャンペーンにはどちらの期間でも参加できます。2026年10月20日(火)~11月18日(水)の「予告期間」には、公式サイトで特典参加権を販売し、GREEN FUNDINGのプロジェクトページからLINE登録したユーザーに早割情報を届けます。2026年11月19日(木)11:00~2027年1月10日(日)23:59の「先行販売期間」には、GREEN FUNDINGでxTool X1本体の支援受付が始まり、特典参加権も引き続き購入できます。支援価格やリターンの詳細は先行販売の開始時に案内されます。特典参加権の代金は本体価格には充当されず、返金条件などの詳細は特設ページに掲載されています。
価格、本体サイズ・重量などの詳細仕様は、2026年11月19日(木)のGREEN FUNDINGプロジェクト公開時に発表される予定です。現時点で公表されている仕様として、ガラス内部彫刻エリアは600×300mm(上部50mmまで)/60×300mm(深さ50~100mm)※屈折率1.54時、金属エンボス加工エリアは415×225mm(エンボス加工用ダストフード使用時)です。安全面では、Class 1レーザー安全規格に対応した密閉設計を採用しています。ただし、5W UV使用時の光学調整中やインテリジェントコンベアフィーダー使用時など、一部の構成ではクラス3Bまたはクラス4になります。
xToolは80以上の国と地域で製品・サービスを展開しており、世界で40万台以上のデバイスが接続され、これらのデバイスで生み出されたクリエイティブタスクは累計1億5,000万件を超えています(Atomm社内データ、2026年9月時点)。また、CICの調査(2025年9月30日までの9か月間のGMVベース)によると、デスクトップレーザー市場で47%のシェアを有しています。